後処理から精製までの手順図(分液・乾燥・ろ過・濃縮・TLC・カラム)
反応の後処理(抽出・乾燥・ろ過・濃縮)から精製(TLC・カラム)までの手順を 1 枚にまとめた図です。実験レポートや発表資料の手順図に使えます。

図は出典の記載なしで自由に使えます(レポート・卒論・授業資料・スライド・論文の補足資料・ウェブなど。改変・商用も可)。著作権を放棄する CC0 1.0 で公開しています。「FlaskConnect で作図」と添えていただけるとうれしいです(任意)。
使う器具
- 分液漏斗
- 三角フラスコ
- 乾燥剤(無水硫酸ナトリウム)
- 吸引ろ過器(ブフナー漏斗・吸引瓶)
- ロータリーエバポレーター
- TLC 板
- クロマトグラフィー管(カラム)
- 試験管
組み方のポイント
- 分液で下の層を抜くときは、上の栓を外す(栓をしたままだと中が減圧になって流れない)。どちらが有機層かは密度で決まる(ジクロロメタン・クロロホルムは水より重い)。
- 有機層は無水硫酸ナトリウム(または硫酸マグネシウム)で乾燥する。乾燥剤が固まらず、さらさら動けば十分。
- 乾燥剤はろ過で除く(吸引ろ過・自然ろ過・綿栓ろ過)。
- エバポレーターで濃縮するときは、突沸しないよう減圧をゆっくり強める。
- カラムの前に TLC で分離を確かめ、展開溶媒を決める(目的物の Rf が 0.2〜0.3 ほどになる条件が目安)。
- フラクションは試験管に分けて集め、TLC で目的物を含むものを合わせる。
よくある間違い
- 分液漏斗の栓をしたまま下から抜こうとする。
- どちらが有機層か確かめる前に、片方を捨てる(確かめるまで両方とも残す)。
- 乾燥剤が足りず、固まったまま。
- エバポレーターで一気に減圧して突沸させる。
実際の操作は、所属機関の安全規則と指導者の指示に従ってください。
動画で見る
FlaskConnect でこの装置を組む様子(音声あり)。
この図をアプリで描く
この図は FlaskConnect で描きました。器具を選んでつなぐだけで、冷却水の配管や器具の向きまで合わせた図が数分で描けます。装置図の作図と書き出し(SVG・PNG・PowerPoint・Word・Excel)は無料です。