反応機構の図:SN2 反応(巻矢印・非共有電子対・立体反転)
水酸化物イオンが (R)-2-ブロモブタンの炭素を臭素の反対側から攻撃し、立体が反転して (S)-2-ブタノールになる SN2 反応の機構です。非共有電子対・電荷・巻矢印・反応矢印を 1 枚に描いています。

図は出典の記載なしで自由に使えます(レポート・卒論・授業資料・スライド・論文の補足資料・ウェブなど。改変・商用も可)。著作権を放棄する CC0 1.0 で公開しています。「FlaskConnect で作図」と添えていただけるとうれしいです(任意)。
この図で使っている機能
- 構造式を SMILES や名前から呼び出し(立体はくさび・破線で自動)
- 非共有電子対と電荷
- 巻矢印(取っ手で曲がり具合を調整)
- 反応矢印の上下の文字(SN2 の N の下付きはボタンで)
- 構造式の注記((R)-2-ブロモブタン など)
FlaskConnect での描き方
- 構造式タブで、反応物と生成物を SMILES で呼び出す(例:CC[C@@H](C)Br)。立体はくさび・破線で描かれる。
- 非共有電子対のツールで O や Br をクリックし、1 組ずつ足す(HO⁻ の O に 3 組、Br⁻ に 4 組)。
- 巻矢印のツールで、電子対から炭素へ、C–Br 結合の中ほどから Br へドラッグする。ふくらむ側は取っ手で直せる。
- 反応矢印を引き、上をダブルクリックして SN2 と書き(N は x₂ ボタンで下付き)、下に「立体反転」と書く。
- 構造式を選んで注記に名前を書く。
表記のポイント
- 巻矢印は電子の動きを表す。電子対(または結合)から出して、電子を受け取る原子へ向ける。
- SN2 では求核剤が脱離基の反対側から攻撃し、立体配置が反転する(ワルデン反転)。この例では置換基の優先順位の並びが変わらないので、R が S になる。
- 両羽の矢印は電子 2 個(電子対)、片羽の矢印は電子 1 個の動きを表す。
動画で見る
FlaskConnect でこの装置を組む様子(音声あり)。
この図をアプリで描く
この図は FlaskConnect で描きました。構造式は名前や SMILES から呼び出せて、電子対・巻矢印・反応矢印の文字(下付き・上付きはボタンで)もその場で書けます。構造式・反応式の作図は Pro(月額 ¥500・初月無料/買い切り ¥4,800)、装置図の作図と書き出しは無料です。